ROOTS #2 (画像が悪くて申し訳ありません)
部活
中学1年生になった私は、『エースをねらえの岡ひろみ』、『アタックNo.1の鮎原こずえ』、『サインはVの朝丘ユミ』になりたい、そして母や女子バレーでは江上選手、男子バレーでは猫田選手に影響を受けバレーボールという部活を始めました。
この時出会った顧問の先生から、岡ひろみ、鮎原こずえ、朝岡ユミでもない小林久美子の一部を形成していただき、大抵のことではへこたれないルーツがここにあります。
少し上を向いて胸を張って歩く先生の姿が、今でも頭の中に焼きついています。
教えていただいたこと
①『様々な角度で数多く挑戦することで結果を出す』
②『失敗は当たり前だから、ルールを守れば何でもやった方がいいに決まってる。あなたが、しないことが、一番怠惰だ。』
③『時に挑戦もできないことがあるのだから、挑戦できるときは、成功までやり抜く』
先生からの3つの教えを身に染みて感じたのは、社会に出た後でした。
③の教えは、『ポッキー事件』勃発時。同級生の部員が山手線でポッキーを口に入れた瞬間、先生に見つかったという事件。
その結果、休部、毎朝校庭掃除、そして試合欠場。その時試合に出場出来なくなった私に、職員室で、放った言葉。そう、挑戦できることは当たり前ではないこと、挑戦できるならやり抜く。当たり前のようにやってくる事は、当たり前ではないと思うこと。
数年前のOG会でも先生は、『いい加減、あなたたちの先生を卒業させてください。
在学中に何もかも教えたのだから』とメッセージのみで欠席。
先生らしさが爆発している言葉でした。後の感謝では遅いことも、この時教えていただきました。
そして、静かに先生との本当のお別れが今年2022年に訪れました。
先生、ありがとうございました。心からの感謝が届きますように。
つづく