バッグと服のカラーを繋ぐ、色石リングの使い方
女性誌等で、ジュエリーページを数多く担当するジュエリー好きライターのバッグ&ジュエリーコーディネートを紐解く連載企画。
今月は、ターコイズカラーのバッグに合わせたジュエリー術をお聞きします。
装いのポイントになる、発色の良いターコイズカラーの2Wayバッグ
私はブルーカラーが大好き。
こちらのバッグは、A.D.M.J.で大人気のカーフレザー「モーツァルト」を使用した、
ターコイズカラーが目を引く小さめトート。
普段使いしやすそうなサイズ感で、アンティーク風の金ボタンも可愛いデザイン。
レザーと思えないほど軽量で、シックになりがちな冬スタイルのポイントになりそうです。
モーツァルト/バイカラー金ボタントートS
ターコイズ×クラウド/¥121,000
発色の良いとてもきれいなカラーですが、そういうバッグをいざ買おうかと思った時、
装いのいいアクセントになりつつも、コーディネートしにくいかも?と躊躇することはないですか?
私はブルー好きで、ブルー系の洋服も多いため、ブルーのバッグの時は問題ないのですが
例えば、赤やピンクなどの暖色系のアイテムはほぼ持っていないので、
バッグだけが浮いてしまったり、コーディネートがワンパターンになってしまいそうな不安があります。
今回は、洋服もたくさん持っているブルー系でしたが、あえて同系色ではなく、
違うカラーの服でのコーディネートにトライしてみました。
このバッグは、多色カラーが使われたショルダーストラップが付いているので、
ストラップに使われているカラーを使用するのも一案ですが
私は、ブルー×ブラウンの組み合わせが好きというのもあり
ブラウンのオールインワン(わかりにくいですが)+白のカーディガンに合わせてみました。
そしてバッグと洋服を繋ぐアイテムとして利用したのが
ブルーとブラウンの色石リング(ポメラートの「ヌード」)です。
そんな風にジュエリーの力を借りることもよくあります。
色石の組み合わせパターンからコーディネートを構築
個人的に色石が好きで、いくつか持っているので、
いつも装い等に合わせて、色石の重ね使いを楽しんでいます。
今回もポメラートの「ヌード」という同コレクションで、ブルーとブラウンを持っていた
(前述の通り、この2色の組み合わせが好き)ので
フラウンの服を選びました。
つまり、今回は、色石の組み合わせからコーディネートを組み立てていきました。
私は、ジュエリーをコーディネートとして欠かせないものと思っていて
コーディネートの仕上げとして使ったり、今回のようにコーディネートの軸として
そこからスタートすることもあります。
ジュエリーを含めて考えることで、バッグ、洋服、ジュエリーそれそれがひとり歩きすることなく
統一感が生まれる気がします。
ジュエリーを紹介しておきます。
薬指リング ポメラート
バングル A collection
中指リング 指元 GEMMYO 指先 HERMES
ネックレス カルティエ
ピアス マリハ
です。
アウターなど、どうしてもシックカラーが増えがちなウィンターシーズン。
元気な気分になれる明るめカラーのバッグを、(ジュエリーの力を少し借りながら)ぜひ取り入れてみてください。
モーツァルト/バイカラー金ボタントートS
ターコイズ×クラウド/¥121,000