#19 MOOD 2024 July

2024.7.19

A.D.M.J.のカタログのスタイリングも手掛ける人気スタイリストである谷藤知可子さん。

毎月、谷藤さんに気になるバッグをひとつピックアップしていただき、そのバッグに合わせた

おすすめコーディネートをご提案いただく人気企画です。ぜひおしゃれの参考にしてみてください。

1日に作れるのは1点!の希少性あるショルダーバッグ

今回ご紹介させていただくのは「クロコ型押しスクエアショルダー」。

クロコ型押しスクエアショルダー/ARGENTO MORO(予約販売価格¥121,000-)

熟練の職人でも、制作できるのは1日に1点という、希少性のあるアイテム。

エレガントなシルバーカラーに水色のストラップが、カジュアルリュクスな雰囲気漂うバッグです。

ダブルファスナー、オープンポケットなど使いやすい構造で

お財布、ハンカチ、携帯などのアイテムが整理しやすくスッキリ入るミニマルサイズ。

お出かけにも、お仕事にも、休日にも大活躍しそうです。

白いプリーツスカートを軸にした2コーデ

細いプリーツに惹かれて数年前に購入したこちらのコットンのスカート。

白だからコーディネートも簡単、迷いません。

オールシーズンで使えて、冬は黒のセーターなどに合わせています。

今回は、そんなプリーツスカートを使って、2つのコーディネートを組んでみました。

①夏祭りに着たい!レースの開襟シャツを合わせたコーデ

洗いざらしでも可愛い、開襟シャツを合わせてみました。

シャツのレースや、スカートのプリーツのディテールのおかげで

上下白でも単調すぎない印象になりますね。

バッグのメタリック系のカラーと水色も、オールホワイトコーデに涼しげに映えます。

子どもの頃、ご近所のお婆さんたち、夏はこんなスタイルだった記憶があります(笑)。

開襟のブラウスに合成繊維のプリーツスカート。

団扇をパタパタしながらの夕涼みとおしゃべり。

そんな記憶が蘇る、1人で勝手にノスタルジックな気分になるコーディネートです。

私は、素敵なバッグと白のスニーカーを合わせましたが

一番似合う持ち物は、スイカ丸ごと一個かも。足元はビーチサンダルで!

今年は、こんなスタイルで夏祭りに行きたいですね。

花火を見たり、出店をのぞいたり。

でも「夏ならではのイベントに出かけたい」と思っている間に、毎年夏は過ぎてゆく。。。

②ベージュのトップス&シューズを合わせたお出かけスタイル

こちらはベージュのシャツとフラットシューズを合わせたコーディネート。

バッグ&ストラップとベージュとのカラーバランスが絶妙で、大人な気分です。

ポイントは首元に置いている小さなスカーフ。

こちらは、シルクのスカーフですが、ハンカチでも十分。

外出時、首筋を伝わる汗って嫌ですよね。

そんな時、私は首にゆるーくハンカチを巻いたりしています。

首に巻いたハンカチは、首筋を直射日光から守り、汗も吸い取ってくれます。

暑い外から、冷房の効いた屋内にはいると体温調整が上手く出来ない……

そんな時も、きつめにハンカチを巻き直すと少し緩和される気がします。

とは言え、少しくたくたになったハンカチを首に巻いたまま

おしゃれな待ち合わせ場所に行くのは、ちょっと気になることも。

そんな時は、目的地に着いてから小さめのシルクのスカーフに変えてみるのはどうでしょう?

シルクのスカーフだったら、外ではバッグに結びつけたりして、携帯にも便利です。

クタクタのハンカチを首に巻いて「暑いね!」と、言える人か?

涼し気にシルクのスカーフで「暑いわね~」と言いたい人か?

場所とお会いする人との関係性で変わるけれど(笑)

夏のハンカチと小さめスカーフの活用法、お好みもあると思いますが

一度試してみてはいかがですか?

クロコ型押しスクエアショルダー/ARGENTO MORO(予約販売価格¥121,000-)

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STYLIST:CHIKAKO TANIFUJI
スタイリストとして、ファッション誌や広告を中心に活躍する。
トラッドをベースに、ガーリーとパンクを織り交ぜたスタイリングが得意。
【Instagram】 @chikako_tanifuji